暦の豆知識④二十四節気 「小満」
2013.05.21 Tuesday
5月20日頃は、陽気が良くなって、万物が次第に長じて天地に満ち始めることから小満と言われるといいます。
ようやく暑さも加わり、麦の穂が育ち、山野の草木が実をつけ始め、梅が盛んに咲き乱れます。
農耕が生活の糧だった時代には、農作物の収穫の有無は人の生死にかかわる問題だったため、
作物が育つと「今のところは順調だ」と満足したことから小満と言う名前が付いたとも。
しっとりとした梅雨、それに続く暑い夏までの、一年でもっとも気持ちのいい季節 。
外を歩けば、太陽に向かって伸びる生き生きとした生命の美しさに元気をもらうことができることでしょう。